初雪

霜らしい霜が降りず紅葉が進まないまま初雪になりました!!
今年は降雪が遅いとの長期予報を信じていたので、ふいうちを食ったような気分です!!
嘘つき〜! 職務怠慢だぁ〜!気象予報士のみなさん、しっかりお願いしますよ〜などとぶつくさ言ってみたところで所詮、ゴマメの歯ぎしり(笑)
タイヤはとっくに冬タイヤへと替えてあるし・・・ま、良いか^^”



私の仕事は野外での育林作業なので、積雪の時期は契約終了となり
雪が溶ける5月まで待機になります。
いつもより数日早いですが、研究のため仕掛けてあったシード・トラップ(樹木の種を採るための布製の網)の撤去に出かけました。



トドマツの枝も重そうです。



気温が低くないだけに綿のような湿った雪が積もっていますねー。
幸いなことに林道もわだちの部分は雪が溶けています。




片側は山肌、反対側は崖です。もしもスリップしたら、数十メートル下に転落?
おっかなびっくり、座席で前方を見つめるだけ。
運転手のMさん、ガンバレ! バスちゃん、ガンバレ!(笑)



遠くの植林地の松林も雪をかぶっています。道端のオオイタドリの実が
わずかな彩りです。



設置した網に入った雪の固まりを取り除き、全部の網を回収する作業をなんとか1日で終え、ほっとしました。
雪で濡れたシード・トラップは職場のボイラー室に運び込み、乾燥させなければなりません。
予想以上に早い積雪で要らない仕事が増えましたよ・・・回収がもう1日早ければねぇ。

帰宅途中の道路脇にも溶けきれず雪が残っています。
黄葉したカラマツも寒そう。
もうさすがにキノコを探す人影も有りませんネ。



雪の降りかけのこの時期、路面が暖かいので一番スリップしやすい!
気をつけてハンドルを握り・・・いつもは20分ほどの道のりを
30分以上かかって家路を辿ります。
自宅に戻ると、すでに真っ暗!!
花壇のバーバスカムが凍えています。
寒くなってから花芽を伸ばし、多少の霜もものともしない元気な子だったけれど
さすがに・・・(涙)


翌朝の玄関先の花壇のようすです。細々と咲いていた花達も
もうすっかり雪の下・・・長〜い冬眠の始まりですね。
nori2herb | | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

紅葉の季節のはずなんだけど?

例年に無く、きつい霜が降りないまま、10月も中旬になりました。
軽く水霜程度が数回、山の木々も戸惑っているように見えます。
いつも真っ先に葉を赤く染めるツタウルシも、なんだか色が冴えません。



近寄って見てもこんな感じ。



ヤマブドウやイタヤカエデもこんな感じ。



カツラだけは見事に色づいていました。
ここはカツラの北限の地です。
職場の山の数カ所に樹齢数百年の見事な大木が見られます。
カツラは土が肥えているといつまでも青々して発色しないので
この苗畑は相当土が痩せているのですね〜。



10年ほど前に、親木の周りの落ち生えの子苗を苗畑に植え、下草を刈って手入れをしてきたのです。
植林地内に植えられるだけでは無く、公共施設や希望者に引き取られていくことも。



紅葉するメカニズムはかなり難しいのですが、簡単に説明すると
植物は光合成で酵素と糖分を蓄え、その酵素の働きによって糖分が色素に変化するわけで、このとき変化した色素の量によって紅葉する色の違いが生じるのだそうです。
・赤く紅葉する葉が作る色素…“アントシアン”
・黄色く紅葉する葉が作る色素…“カロチノイド”
・褐色に紅葉する葉が作る色素…“フロバフェン”

木々の葉っぱの色の違いは色素の種類が違っているからなんですね。
う〜ん、やっぱりチョット難しいですネ。

その中で色素を変化させる酵素を持たないと言われるのがコシアブラ(らしい)
コシアブラだけは色づくと言うより色素が抜けていくのだそう・・・。
周りの木々の色づきなど関係ない〜と言わんばかりに
今年も色白美人になってきました♪
透き通るような薄いクリーム色は今年も健在ですネ。



ついでと言ったらなんですが、最近の仕事内容もちょっぴり公開しますと・・・このところ植林地の住所といえる台番刈りに取りかかっています。
台番のポールの周り、数メーター四方の笹や雑草を刈り、
林道を走る車から台番が見えやすいようにするのです。
長柄の鎌でクマザサを引っかけて刈っていく結構キツイ作業です。
Mさん、Aさん頑張ってますね!



クマ笹やイタドリ、ヨモギ、アザミなどに混じり、見上げるほどのエゾニュウも生えています。
茎の太さも太股ほどもあり、刈り倒すのもハンパじゃありません。
刈り倒したエゾニュウを持って立つMさん。
エゾニュウの大きさが判るでしょ!
北海道一の野草、デッカイドウ〜♪



図体の大きさに似合わず、アップにすると繊細な小花が固まっていてきれいでしょ。



nori2herb | | 11:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

母子里にて

車で1時間ほど離れた幌加内町母子里の雨竜研究林に研修に行って来ました。
母子里は冬期間の最低気温が低いことでテレビなどによく取り上げられる事で知る人ぞ知る地域です。
バラエテイ番組などでバナナで釘を打つところや濡れたタオルが一瞬で棒のように凍るところを目にした方も多いことでしょう。

1978年2月17日、ー41、2℃を記録し、気象年鑑にも記載された気象庁公認の記録で、戦後の日本の最低気温記録となっています。
母子里における非公式の記録では、上記(-41.2℃)の同日に-44.8℃を観測、1977年から1982年まで6年連続で-40.0℃以下を観測しているとのこと。
最近の温暖化の影響か、ここ数年はそれほどの冷え込みは無くなったらしく
名前が聞かれなくなり、かえって私の住む町が道内一の冷え込み〜と報道される事が多くなりました。
道内一ということは、すなわち日本一ってことですよ・・・(涙)

研修は研究林の施設で行われました。
すぐそばにこんな素敵な名前の橋が有りました!



古い建物ですね。ここでは昔ながらの手動で製材をしています。
何もかも機械化になった時代に、まだこういう技術が受け継がれているのは
貴重で大事なことですね。



まず、雨竜研究林の責任者の挨拶を聞いて・・・



製材所の天井の梁も時代を感じられます、立派ですね。



移動する台に丸太を載せるのも二人がかり。



ふちの皮のついた部分を切り、いよいよ製材した板が出来あがりです。
手を添えて二人で倒れる板をささえています。



力持ちの作業員の出番です。
ふう・・・重そう!



材木の向きを変えるのはガンタと呼ばれる道具でヨイショ!!



機械化が進んでいる製材所では多分もう見られないものでしょう。
この上に二人の作業者が乗り、機械の操作をします。



木材の幅や厚みなどを手動で調整します。



枝打ち(枝落とし)など全く手をかけていない天然林の木と、植林して十数年後に早めに
枝打ちを施した木、そして植林後、30年ほどたってから遅く枝打ちをした木の3種類の挽き割った断面を見比べ、節の解説を聞きます。



節の色が木材と同じようなものは「生き節」、黒いものは「死に節」というそうです。
「死に節」の有る材木は節が抜けやすいので質が悪いのだそうです。
説明によると、どうやら枝落としの遅れたものは切り口から雑菌や雨水が入りこみ「死に節」になるのではとのこと。
育林に携わる私にとっては目からウロコの研修になりました。

研修が終わり庁舎でお昼のお弁当タイムです。
立派な建物ですね!



吹き抜けのガラス窓にこんなものが・・・野鳥の衝突防止のためですね。



廊下に無人カメラで撮られたヒグマの写真が貼られていました。
迫力充分ですね!



一枚板のテーブル。
樹齢何百年のものでしょうか?



厚さは40〜50センチほどもありそう。時価うん百万円?



建物のひさしにシジュウカラらしい小鳥が頭を出してました〜。
研修で習った「死に節」を見つけ、穴を穿ち子育てをしているようす。
ここならカラスや蛇など天敵からも狙われず安心ですよネ。
野生の知恵は想像以上ということですね!




nori2herb | | 10:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

村の植樹祭

今日は村の植樹祭の日です。
道有林を管轄する林務署、村有林の管轄の村役場、そして私の職場であるH大の研究林の3者が毎年交代で行っている春の行事です。
地元の小学生、中学生、高校生と年配の村民が参加しています。



主催の村長から自然の大切さなどのお話を聞いたあと、思い思いの場所に散らばって植え始めます。
今年はヤマブドウ、こくわ、アロニアなど実のなる木がメーンですが
小鳥の餌用にヤマザクラなども植える事になっています。



小高い場所には3メートルほどに伸びたエゾヤマザクラ。
中間の地点にはアロニア。
低い場所にはコクワやヤマブドウなどのツル性植物。
アロニアはポリフェノールの含有量が注目され始めた灌木です。



笹藪をブルドーザーで開いたばかりの植林地は大きな石がごろごろ。
開墾クワやスコップで二人ががりでやっと穴を掘ります。



足を踏ん張って頑張るMさん。



アロニアには白いつぼみがついていました。秋には黒い実がなるでしょうか。



最後に子供達の記念撮影〜。
高校生は全員、札幌や本州などからの都会っ子達です。
自分の植えた木が大きく育ち実をつけた姿を、いつか見に来てほしいですね〜。



nori2herb | | 16:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

仕事納め

今日で今年の契約期間満了。
例年行われている現地検討会です。普段はそれぞれ別な仕事をしている職員が一同に会して、調査や研究をしている場所や新しく橋を架け替えた場所などを回ります。
昨年は雨の中、幻の滝までの数時間の山歩きに疲労困憊したことを思い出します。11月というのに珍しく雪のない日が続いており、今日は晴れそうです。

架け替えた橋を見学〜。
じっと説明を聞いていると、さすがに寒いですね。



道なき道を歩き、半月ほど前に寒さと雨に手こずった調査地へむかいました。


本当に青空がひろがっています。葉っぱを落としたダケカンバの寒々しい風景も今日が見納めです。


Mさんの後ろ姿。
手に何か持っています。
ちゃっかりユキノシタ(エノキダケ)をゲットしたようですネ。


大林長、中林長、小林長(笑)
三役そろい踏みかな^^”


帰り道、ナラの幹にキノコらしいものが!
普段と違い完全防備じゃない上に、今更藪に入りたくない。
普段から女性に優しいTさんがクマザサをかき分け、確かめに行ってくれました。


マスタケの干物(?)のようです。
なぁ〜んだ、と言いつつ正体がわかって一安心〜。


庁舎へ戻ってからクワ納め式&今期限りで定年退職されるNさんの感謝状授与式が行われました。


体力も知力も衰えることなく、65才までよく頑張られました♪
お手本にさせて貰うことがいっぱいでした、ありがとうNさん。
これからもますますお元気でね!!

毎日、現場に往復したバスの前で、
五人官女、最後の記念撮影〜(笑)


nori2herb | | 17:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

紅葉の季節

今年は強い霜が降りず、山も徐々に紅葉が進んできました。
北海道でも北部のこの辺りでは紅葉と言うより黄葉といったほうがぴったり。


紅葉と言えるのはまずツタウルシ。
触るとかぶれ、苗木の生長を阻むため絡みついたツルを切る作業の時も、
つゆが顔などにつかぬよう細心の注意が必要な厄介者です。
山仕事の大敵も見るぶんにはキレイですね。


そしてまれですが職場の山にも数カ所ですが、ハウチワカエデが自生している場所があります。
おそらく北限でしょう。


カラマツもすっかり黄葉しました。
この葉が落ちると根雪になると言われています。キノコ採りで賑わったカラマツ林も静かな晩秋の気配です。


この季節、私のいちばん好きな紅葉はこのコシアブラです。


正式には紅葉する組織が無く、色素が抜けるのだとか。


春先の新芽は山菜の王様と言われるタラノメの、数倍も美味しいコシアブラも、夏の間はこのように青々として余り存在感もなく、気づかずにいることが多いのですが。


他に似たような木が無いのですぐに目につきます。
透けるような白がきれいですね・・・。


大木の間に生えていることが多いので背比べをするように伸びていて
近くに行っても見上げるばかり。
葉の落ちるまでのほんの短い間、はかない命の輝き〜とでも言いましょうか。






nori2herb | | 10:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

幻の滝

今日で私達季節雇用の補佐員は仕事納めです。
登山道が無く容易に辿り着けない事から幻の滝と呼ばれ、名前すら無かった滝を皆で見学することになりました。
夏の間、職員や男性補佐員が足場の悪い急勾配の崖を削り、数ヶ月もかかって細い登山道をつけたのです。
私達も一度狩り出され、滝まで1/3ほどの場所で、ツルハシのついた地クワで奮闘した場所です。
かなりの落差の滝が在り、春先の水量の多い時には見事な景観だとか。
みぞれ交じりの氷雨の降るこの時期、天候が気になります。
晴れたら良いなぁとの期待は見事にはずれ、朝からどんよりと雲がたちこめる怪しい空模様。
スパイクつきの長靴を履き、カッパを持参しての山行きとなりました。



バスに揺られること30分、現地到着です。
ここからさらに、切り開いたばかりの足場の悪い山道を片道40分、無事辿りつけるのでしょうか。
バスから降りるとポツポツ小雨も降り出しており、やむなくカッパ着用になりました。
対岸の険しい山です。向こうから見ればこちらも同じように見えるはずです。




雨ともガスともつかぬ真っ白なかすみがかかったような風景。
ナラや樺などの木の葉もすっかり落ち、寒々しい景色が広がっています。
幻の滝はこのはるか向こうの山の真下です。




登山道脇の笹や立ち木の枝につかまりながら、人一人がやっとのぬかるんだ登山道を登っては降り、降りては登り・・・。
きつい坂はつかまるための太いロープが結わえられており、慎重に登って行きます。




歩き始めてから30分も過ぎたでしょうか。眼下に滝が見えてきました!!
ここからが傾斜のきつい岩場が続く最大の難所のようです。
下まで降りず、ここで引き返す人も出始めました。
カッパを着るのに時間をとられている間に、先に出発した人などもすでに戻り始めました。
一緒のお仲間も思案顔、行くべきか、行かざるべきか、、、積極的に降りたがっていたのは私一人だったのかも知れません。
が、私の行きたそうな様子に同調してくれ、一緒に崖を降りてくれました。
持つべきモノは仲間〜ですね!!




すでに皆んな戻ってしまいましたが、せっかくなのでカッパに忍ばせていったデジカメで記念撮影です!!
冬枯れで水量は少なめですが、20〜30メートルは在るでしょうか。
かなりの迫力で滝壺に水が落下しています。しぶきと雨との区別がつかないようなものが顔にかかります。冷たいのか、汗で暑いのか良く判りませんでしたが、念願の滝に対面出来て皆さん、とっても良い笑顔です〜q(^0^*)p





降りた以上、戻らなければ・・・さっき来た道をまたロープにつかまりながら登って行きます。
来たときよりはるかにきつい登りが続き、体調を崩す人が出てしまいました。
無理に降りるべきじゃなかったかも・・・とつき合わせてしまったことが本気で悔やまれましたが、とにかく戻るしかない・・・。
一歩一歩踏みしめるようにゆっくり歩きつつ、休み休み戻ります。
20メートルほど登っては小休止。



支えようにも狭い登山道。右側は山肌、左側は深い谷です。
それでも本格的な登山が趣味で、大雪山なども縦走するSさんがいてくれたので、自分のリュックにつかまらせるなど的確な対応をしてくれました。
こんな時に専門家がいると言うことは本当に心強いものです。
1時間ほどかけて何とか皆んなの待つバスに到着!!
少し遅れたことで皆さん心配してくれていたようです。
が、無事合流出来たことで、終わり良ければ全て良しとし、忘れられない幻の滝見学となりました。

nori2herb | | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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