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母子里にて

車で1時間ほど離れた幌加内町母子里の雨竜研究林に研修に行って来ました。
母子里は冬期間の最低気温が低いことでテレビなどによく取り上げられる事で知る人ぞ知る地域です。
バラエテイ番組などでバナナで釘を打つところや濡れたタオルが一瞬で棒のように凍るところを目にした方も多いことでしょう。

1978年2月17日、ー41、2℃を記録し、気象年鑑にも記載された気象庁公認の記録で、戦後の日本の最低気温記録となっています。
母子里における非公式の記録では、上記(-41.2℃)の同日に-44.8℃を観測、1977年から1982年まで6年連続で-40.0℃以下を観測しているとのこと。
最近の温暖化の影響か、ここ数年はそれほどの冷え込みは無くなったらしく
名前が聞かれなくなり、かえって私の住む町が道内一の冷え込み〜と報道される事が多くなりました。
道内一ということは、すなわち日本一ってことですよ・・・(涙)

研修は研究林の施設で行われました。
すぐそばにこんな素敵な名前の橋が有りました!



古い建物ですね。ここでは昔ながらの手動で製材をしています。
何もかも機械化になった時代に、まだこういう技術が受け継がれているのは
貴重で大事なことですね。



まず、雨竜研究林の責任者の挨拶を聞いて・・・



製材所の天井の梁も時代を感じられます、立派ですね。



移動する台に丸太を載せるのも二人がかり。



ふちの皮のついた部分を切り、いよいよ製材した板が出来あがりです。
手を添えて二人で倒れる板をささえています。



力持ちの作業員の出番です。
ふう・・・重そう!



材木の向きを変えるのはガンタと呼ばれる道具でヨイショ!!



機械化が進んでいる製材所では多分もう見られないものでしょう。
この上に二人の作業者が乗り、機械の操作をします。



木材の幅や厚みなどを手動で調整します。



枝打ち(枝落とし)など全く手をかけていない天然林の木と、植林して十数年後に早めに
枝打ちを施した木、そして植林後、30年ほどたってから遅く枝打ちをした木の3種類の挽き割った断面を見比べ、節の解説を聞きます。



節の色が木材と同じようなものは「生き節」、黒いものは「死に節」というそうです。
「死に節」の有る材木は節が抜けやすいので質が悪いのだそうです。
説明によると、どうやら枝落としの遅れたものは切り口から雑菌や雨水が入りこみ「死に節」になるのではとのこと。
育林に携わる私にとっては目からウロコの研修になりました。

研修が終わり庁舎でお昼のお弁当タイムです。
立派な建物ですね!



吹き抜けのガラス窓にこんなものが・・・野鳥の衝突防止のためですね。



廊下に無人カメラで撮られたヒグマの写真が貼られていました。
迫力充分ですね!



一枚板のテーブル。
樹齢何百年のものでしょうか?



厚さは40〜50センチほどもありそう。時価うん百万円?



建物のひさしにシジュウカラらしい小鳥が頭を出してました〜。
研修で習った「死に節」を見つけ、穴を穿ち子育てをしているようす。
ここならカラスや蛇など天敵からも狙われず安心ですよネ。
野生の知恵は想像以上ということですね!




nori2herb | | 10:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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